今回の学習指導要領の改訂に合わせ、アクティブラーニングという言葉が聞かれるようになりました。しかし、生徒同士に議論をさせる授業をすればいいというわけではありません。生徒同士の学び合い、能動的な学習を促すためには、教員が教室の中で「ファシリテーター」の役割を担う必要があります。
この講座では、ファシリテーションの基礎スキルを学ぶところからスタートし、教室内でファシリテーションを実践するトライ&エラーを繰り返すことで、実践的なファシリテーションスキルの獲得をめざします。
目的
(1)生徒同士の学び合いや能動的学習を促すためのファシリテーションスキルを身につける
(2)生徒の学びをつくる者同士として切磋琢磨できる関係性を構築する
開講日時
対面研修9コマ+アフターフォローで構成。
●5月26日(土)9:00~12:00,12:40-15:00
●5月27日(日)9:00~12:00,12:40-15:00
●6月9日(土)9:00~12:00
●6月16日(土)9:00~12:00
●7月7日(土)9:00~12:00
●7月12日(土)9:00~12:00
●8月4日(土)9:00~12:00
●アフターフォロー(オンラインミーティング)
※個別日程でのお申し込みはできません。
会場
琉球大学 講義室
対象
中学・高校の先生
内容
●5月26日~27日 ファシリテーションの基礎
・ファシリテーションがどのように学びや成長の促進につながる?
・場の作り方(場のデザイン)
・対人コミュニケーション・スキル
・話の構造化スキル
・教室ファシリテーション
・実践するための授業デザインをしてみる
●6月9日(土)
・実践についての振り返りとフィードバック
・教室ファシリテーションテクニック1
・教室ワールドカフェ
●6月16日(土)
・実践についての振り返りとフィードバック
・教室ファシリテーションテクニック2
・クラス作りのためのチームビルディング
●7月7日(土)
・実践についての振り返りとフィードバック
・教室ファシリテーションテクニック3
・主体性を引き出すOST
●7月12日(土)
・実践についての振り返りとフィードバック
・教室ファシリテーションテクニック4
・生徒同士の「学び合い」を促進するファシリテーション
●8月4日(土)
・実践についての振り返りとフィードバック
・質疑応答
●アフターフォロー
オンライン通話アプリ「zoom」を使い、月1回程度のアフターフォローMTG。 それぞれの実践した内容の報告や悩みについてのアドバイスなどを行います。
定員
12名(最小催行人数6名)
*定員になり次第、申込を締め切ります。
受講料
56,000円(税込)
講師
當銘大樹
IAF認定プロフェッショナル・ファシリテーター
(IAF Certified TM Professional Facilitator)
【プロフィール】
2014年に修学旅行生向けに学びの場を作る会社を立ち上げ、 4年間、平和学習や環境学習、キャリア学習などの学びの場をを提供してきた。 会社経営の傍ら、大学生向けのファシリテーション講座で講師を務め、 これまでに100名を超える卒業生を送り出している。卒業生らは学生団体の活動や 大学ゼミ内、就職先などでファシリテーションを活用し、活躍をしている。 2017年6月に国際ファシリテーター協会(IAF)が認定する 「IAF認定プロフェッショナル・ファシリテーター」を日本最年少で取得。 2018年4月にフリーランスのファシリテーターとして独立。
【ファシリテーターとしての実績】
ファシリテーション講座(2013年10月~現在) /沖縄県人会長・ウチナー民間大使会議(200名規模)の総合司会とファシリテーター /公共交通利用促進のための対話の場づくり(2016年~現在) /沖縄県教育庁主催のグローバルリーダー育成海外研修でのファシリテーター /沖縄銀行大学生向けインターンシップのチームビルディングファシリテーター